2008.06.21 (Sat)
関東大学新人戦6/21最終日 結果

神奈川大61(18-16,20-17,11-21,12-22)76大東文化大
慶應義塾大76(22-19,20-9,16-21,18-17)66法政大
筑波大81(19-1,20-14,22-23,20-17)65明治大
東海大60(16-13,9-20,14-14,21-11)58青山学院大
※筑波大・山口選手のコメントを最後に追加。
優勝 東海大学(2年連続2回目)
準優勝 青山学院大学
3位 筑波大学
4位 明治大学
5位 慶應義塾大学
6位 法政大学
7位 大東文化大学
8位 神奈川大学
3P王 本田勇真(大東文化大学)
得点王 山口尭彰(筑波大学)
アシスト王 湊谷安玲久司朱(青山学院大学)
リバウンド王 岩下達郎(慶應義塾大学)

■優秀選手賞
養田達也(東海大学)
多嶋朝飛(東海大学)
湊谷安玲久司朱(青山学院大学)
山口尭彰(筑波大学)
金丸晃輔(明治大学)

■新人王 満原優樹(東海大学)

◆ #15山口尭彰(筑波大・1年・G・福大大濠)
東海大戦の33得点で得点王に浮上。明治大戦では得点王を意識し過ぎていたという下級生らしい一面も出たが、高校時代の先輩である金丸晃輔(明治大#14)を抑えて見事得点王に輝いた。
優秀選手賞も獲得し2冠達成。
「(得点王は狙っていましたか?)全然狙ってないです(笑)。金丸さん(明治大#14金丸晃輔)がいたんで、無理かなーって。昨日の時点で得点ランキングで1位になって、これはもしかしたらいけるかなと思って。そしたら明治戦では意識しすぎて全然シュートが入らなくなっちゃって(苦笑)。得点王はマグレですね。絶対(笑)。(優秀選手賞にも選ばれたが)それは本当に意外でした。達也さん(筑波大#33加藤)が選ばれると思っていたんで。(新人戦での収穫は?)チームがまとまれば筑波は全然やれると思ったし、1部との違いもそこまではないと思いました。そこがわかっただけでも、いい収穫というかいい経験になりました」
※1年生が優秀選手に選ばれたのは第43回大会(2002年)の佐藤託矢(青山学院大→三菱)以来6年ぶり。
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2008.06.21 (Sat)
関東大学新人戦6/21最終日 決勝 東海大VS青山学院大
東海大の連覇か青山学院大のリベンジか。昨年の王者東海大と、その前年の王者青山学院大の決勝戦。昨年の準決勝でも相まみえた両者の一戦は、残り2秒同点の場面で放った東海大#36養田(2年・F)のミドルシュートが終了のブザーと共にリングに吸い込まれ、劇的な幕切れとなった。対戦相手によってコンデイションが変わってくるのもトーナメントの鍵となる。関東学院大、慶應義塾大、筑波大と第1シードにも関わらず強豪ばかりとのクロスゲームを制した東海大と、接戦を経験することなくここまで余裕で勝ち上がってきた青学大。後半に14点のリードを奪った青学大だったが、接戦をものにした経験値を持つ東海大の粘りに負けリードを保てなかった。東海大は2年連続2回目の新人戦優勝を達成した。
写真:準決勝、決勝と観戦に訪れた東海大総長を円陣で囲み、高らかに校歌が歌い上げられた。
青学大・湊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2008.06.21 (Sat)
東海大・多嶋選手、養田選手、満原選手インタビュー
自分たちをディフェンディングチャンピオンではなくチャレンジャーだと語っていた多嶋。奢りなく粘って戦い抜く姿は正にそうだった。
厳しいブロックを制しての勝利は、真のチャンピオンの称号にふさわしい。
―優勝おめでとうございます。最後は劇的でした。
「ありがとうございます。最後のプレーは、本当は僕が打つところではなかったんですけど、フォーメーションが崩れてしまったので、仕方なく打って。そして東海ボールになって。最後はいつもやっていたエンドプレーで。パス通るかなと思って見ていたら入ったので、嬉しかったです。(優秀選手賞獲得について)個人的には凄いうれしいんですけど、この賞はチームで頑張った結果、いただけた賞だと思っています」
―青学大に関して。
「青学は個人個人の能力がすごいし、みんなうまい。でも青学は今回、楽をしてトーナメントを勝ってきて。逆にこちらは苦しい試合をして勝ってきました。だから、最後まで絶対に諦めないでずっと我慢してついていこうと思っていました。この試合でそれが出てよかったです」
―接戦を勝ち抜いてきたことが自信になったということですね。
「そうですね。接戦を勝ち抜いてきたっていう自信はありました。あとは、離されてもついていけば、最後はどうにかなるっていう強い気持ちを持てたことがよかったです」
―4Qに入る前の指示は?
「今までの試合も3Qが終わって7点差とかっていうのがあったので、特に焦ったりとかはしていませんでした。またディフェンスから頑張ってもっと走ろうっていうことを話して、それぞれがそれを徹底していました」
―昨年の優勝とは違いますか?
「そうですね。やっぱり去年はあまり出ていないし、去年は2年生が中心となって勝ったチームだったと思います。その点、今回は自分達の代ってわけではないけど、自分達が上に立って優勝できたということは去年とは全然違いますし、嬉しいです」
―新人王を獲得した満原選手について。
「本当に頼りになります(笑)。ま、たまに切れちゃうところがありますけど、やっぱり落ち着いています。今回は満原以外の1年生も色々喋ってくれたので、みんなで喋れるいいチームに出来たんじゃないかなと思います」
―リーグへ向けて。
「こうやってチームが1つになって1試合1試合を戦っていけば苦しい試合でも勝てるということがわかったので、これが上級生にとっていい刺激になればと思っています。個人的には東海はガード陣が多いので、そこの競争からまた始めて、少しでもチームに貢献できればいいかなと思います」

◆#36養田達也(東海大・2年・F)
「新人戦にMVPがあったなら」、そう思わせるほど今大会の養田は存在感があった。玄人好みのプレーは1チームに1人は欲しいと思わせる希有な仕事人。上級生の熱い応援にも自らのパフォーマンスで結果を出し、見事だった。―今のお気持ちを。
「ホッとしたっていうか、2連覇できて本当によかったなと」
―去年の優勝と違うところはなんでしょうか。
「やっぱり、去年は1年生という立場で古川(#24)さんとか嶋田(#29)さんを軸にして戦っていたんで、僕とかがそんなにやらなくても良かった。今年は自分が2年生で試合にも出られていたんで自分がやんなきゃいけないと思うんですけど、他にもいい選手がうちにはいっぱいいるんで。あまり自分がと意識せずに、周りの選手のいいところを引き出せればとずっと考えていて。そういうためにも自分は声を出して熱くならないように常に冷静に戦ってもらうよう意識してやってました」
―今大会声を出したり、感情を表現したりすることが多かったですが、それはチームの士気を高めるためですか?
「あれは感情というか(笑)。ちょっとパフォーマンスっていうわけでもないんですが。でも声は今までの試合でも出しているんで、試合になって違うことをやるのは変な流れを作っちゃうので。自分が積極的に声を出してみんなを助けてあげられたかなとは思いますね」
―今日の序盤はいつもより積極的にシュートを打ちにいきましたね。
「コーチに言われたんで、攻めていきましたね。でもファウルが混んじゃったのが誤算かなって思います。それがやっぱり前半のとき流れに乗り切れなかったかなって思います。案の定やられてますし、10点、12点と開いちゃいましたから。」
―湊谷選手(#23)とのマッチアップはどうでしたか?
「やりにくいですね(苦笑)。ほんとにやりにくいですね。なんだかんだで結構点を取られていますから。青学自体がそうなんですけど、ファウルを誘ってくるプレイがうまいんで。ファウルを意識してディフェンスすると、元々持っている能力が高くて、シュートがうまいですから簡単に決められちゃう。ファウルしないでいかに守るかは考えてましたね」
―湊谷選手対し、「あのプレイはやらせてもいいけど、これだけは止める」といったことはありましたか?
「やらせてもいいっていうプレイは無かったですけど、ただファウルはしないっていうことは。特に2個ファウルした後は、後半は4Qに勝負をしたかったんで、ファウルは抑えて。それでも中で結構ゴリゴリやってくるんで、そういう技のあるプレイは気をつけていいましたね。僕が出ずっぱりでもファウルしちゃったら最後戦えない、相手に優位に立たれちゃうんで」
―4Qを8点ビハインドで迎えましたが、どういった心境でしたか?
「青学が接戦慣れしていなかったので、絶対4Qまで一桁台でついていけばっていうのが。それまでに天翼(#7遥)や佐々木(#1)がよく繋いでくれたなと。やっぱり我慢していればどちらかが痺れを切らしてくると思うので。僕とかは周りの集中を切らさないようにして。そしたら向こうは接戦慣れしていないので絶対に焦ってくると思うんですよ。その時が勝負かなと。案の定4Qに追いついてそこからシーソーゲームになって」
―ラストショットはどういう心境でしたか?
「残り26秒でマイボールでしたっけ?同点だったから、別にシュート外しても延長戦で戦えばいいやっていう気持ちだったんで、割りと楽な気持ちで。ただターンオーバーだけは気をつけて」
―新人王を取った満原選手(#0)はどうですか?東海大相模中時代にもチームメイトでしたが。
「割りとお互いよくわかっている部分があります。向こうは能代でやっていきて中学のときより一まわりも二まわりもうまくなってきたんですけど、ベースの部分はやっぱり変わってないので、そういうところはすごいやりやすかったですね。中学の時は外のプレイばっかりが多かったですけど、今は中のプレイを頑張ってその上で外をやってくれたんでやりやすかったです。うまくなったなという印象はありますね」
―今日で春シーズンが終わりですが、振り返ってみてどうですか?
「トーナメントのときに勝ちたかったんですけど、勝ちきれなかったのが悔しいですね。新人戦のときも関学もそうですが、慶應のところが一つの山だなと感じていたんですが、そこで勝てたっていうのが大きかったですね」
―これからリーグ戦、インカレですね。
「また一からディフェンスをやり直して。東海はディフェンスチームですから、そういうところからコツコツやっていって、リーグ、インカレと勝てればいいなと思ってます」

ヒーローインタビューには応援団が来ていたようだTシャツを着て応えた。

観客へのサプライズもあった。スポンサー提供のサインボールとは別に、観客席へ似顔絵の描かれたボールを投げ込んだ。
◆#0満原優樹(東海大・1年・C・能代工業)
関東学院大パプ、慶應義塾大の岩下ら、有力なセンターたちと一歩も引かないプレーは新人王の名にふさわしい活躍。将来の東海大を担う選手として、更なる成長を期待したい。―優勝の感想を。
「チーム組んで練習とかきつかったし、最初はうまくいかなかったんで、優勝したときはすごい嬉しかったです」
―新人王受賞について。
「やっぱり自分も含めてチームがこういう結果を出したから、新人王も取れたと思うのでチームにすごい感謝してます」
―新人戦を振り返って。
「やっぱりまだ未熟で、全然通用しなかった部分がありました。それはまだリーグまで時間があるので、それまでに練習して。まだやっぱりディフェンスがオフェンスに比べて甘い。東海はディフェンスチームなんでもっとディフェンスを強化しないと、と感じました。プレッシャーをかけるためにもっと足を作っとかなきゃと思います」
―春シーズンが終わりですが、自分の通用すると感じた部分はありますか?
「やっぱインサイドのプレイとか、ミドルシュートは自分の武器で通用したと思います」
―東海大で実際にプレイしてみて、印象はどうですか?
「やっぱディフェンス頑張るチームだし、負けていても粘るチームだと思いました」
―自分が試合に出る上で大切なことはありますか?
「やっぱりディフェンスができることと自分の役割をしっかりできることが。派手じゃなくても自分のポジションの仕事をしっかりできることが大事なんで。そういうことが求められてます」
―今日は養田選手(#36)とのコンビプレイも見られましたが、中学の先輩とまたプレイするのはどうですか?
「中学も組んでいたんで。最初はあまり合わない部分もあったんですけど、自然に合ってくるのは養田(#36)さんが自分のプレイを感覚的にもわかってくれているんで。すごい合わせやすいし、自分のプレイを見ていてくれるんで合わせてくれますね」
―養田選手(#36)のキャラクターはどうですか?チームをやりやすい方向に持っていってくれているのかと思うのですが。
「そうですね。すごい声出してくれるし、ああいうキャラクターなんで。すごいリラックスできるし、チームが苦しいときも落ち着かせてくれるんで、尊敬できます」
―これからリーグ戦まで2ヶ月以上ありますが、それまでにどんなプレイヤーになりたいですか?
「リーグ戦になれば上級生の人もいるし、自分は交代で出て行くことになると思うんですけど、交代したときにもしっかり仕事をして、流れを変えられるような選手になれたら一番いいと思います」
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2008.06.21 (Sat)
関東大学新人戦6/21最終日 3位決定戦 筑波大VS明治大
3位決定戦は、準決勝で涙を飲んだ筑波大と明治大の一戦となった。東海大戦ではインサイドが機能せず苦戦した筑波大。しかし、この試合では#36本井(2年・C)が奮闘。2Qには13得点に加え、リバウンドにブロックと大活躍。インサイドを支配した。ディフェンスではチームをまとめる#33加藤(2年・G)が明治大#14金丸(2年・SG)相手に好ディフェンスを見せる。攻撃の核である金丸を封じられた明治大は得点が伸びず、苦しい戦いを強いられた。リバウンド争いでも競り負け、セカンドチャンスを得られない。終盤になり、ようやく速い展開から得点を繋げることができたが時既に遅し。
堅いディフェンスと随所で得点を重ねた筑波大が勝利。昨年より1つ順位をあげ、新人戦を終えた。
詳しいレポートと筑波大・加藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2008.06.21 (Sat)
関東大学新人戦6/21最終日5位決定戦 慶應義塾大VS法政大
5位決定戦は高さ・機動力を併せ持つ慶應大とインサイドのサイズ不足ながらベスト8に残った法政大との戦いとなった。序盤からリードしたのは慶應大。インサイドの205cm#7岩下(2年・C)に対抗できる高さは法政大にはない。外角中心の攻撃になる法政大に対し、慶應大は内外からバランスよく得点して前半にリードを奪う。後半控え選手を投入した部分で追いつかれそうな場面もあったが、全体的には慶應大の実力が勝っていた。「高さもなかったし、戦っていてここじゃないなと感じました」と岩下が言ったように、実力的に言って下位決定戦に回ったのは不本意であったろう。それでもトーナメント3位、早慶戦優勝、新人戦に6年ぶりのベスト8入りで5位という結果は近年にない好成績。真の目的である1部復帰に向けて慶應大は確実に前進している。
法政大は#6陳(1年・F・昌平)や#72坂上(2年・G)などの動きが目立ったが、サイズ不足は否めなかった。
写真:最後の試合前、キャプテンとして二ノ宮がメンバーに指示を出す。
試合のレポートと慶應義塾大・岩下選手、酒井選手、法政大・鈴木選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2008.06.21 (Sat)
関東大学新人戦6/21最終日 7位決定戦 神奈川大VS大東文化大
モチベーションの維持が難しいとされる順位決定戦。ここまで#1本田(2年・PG)を中心にアップテンポな攻撃的スタイルでリードするも、4Qに失速する面が見えた大東文化大。同様にディフェンスで粘りを発揮するも、ポイントゲッターの大山のケガもあり、正念場での得点力不足で惜しい試合を落としている神奈川大。対照的なバスケットを展開する両校だが、4Qの立ち上がりに大東大の猛チャージ。追いすがりたい神大であったが、ここでオフェンスの統率が取れず停滞。今大会の課題を残したまま黒星を喫した。春のトーナメントでは不振に終わった大東大であったが、新人戦では3P王を獲得した#1本田らが生きの良さを見せた。1部復帰を果たすも安泰とはいえない立場において下級生がリーグ戦以降に絡めるかにも注目である。
※詳しいレポートと大東文化大・本田選手、神奈川大・小島選手、八幡選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2008.06.20 (Fri)
関東大学新人戦6/20準決勝 東海大VS筑波大
東海大と筑波大。互いに粘るバスケを展開するチーム同士の対決となった準決勝2試合目。この日は筑波大の上級生も応援に駆けつけた。応援合戦が繰り広げられる中、試合はスタート。
ゲームの主導権は東海大にあった。激しいディフェンスから流れを掴み、終始10点前後のリードを保つ。対する筑波大は#15山口(1年・G・福大大濠)が33点と大暴れ。しかし、要所で東海大#36養田(2年・F)に得点を許し、反撃の芽を摘まれてしまう。なかなか縮まらない点差。だが、筑波大は最後まで粘る。激しいディフェンスと#15山口、#34田渡(1年・G・京北)らの得点で、最後まで東海大に追いすがった。
最終スコアー88-70。東海大が18点のリードを奪い勝利したが、互いに最後まで粘りのあるバスケットを展開し、点差をあまり感じさせない好ゲームだった。
写真:インサイドは完全に満原が支配。筑波大が本井・加納を合わせて12得点なのに対し、満原1人で19得点をかせいだ。
詳しいゲームレポートと東海大・養田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2008.06.20 (Fri)
関東大学新人戦6/20レポート
敗戦から切り替えたい両者、慶應大は#7岩下(2年・C)、#4二ノ宮(2年・G)に加えて#21松谷(1年・F)が序盤に得点。リバウンドでも#23原田(1年・C)がリバウンドに絡んで粘る。しかし大東大は#15遠藤(2年・PG)、#1本田(2年・PG)、#5兵庫(2年・F)ら機動力のある選手が次々とオフェンスを仕掛け、1Qだけで3Pを5本沈めるなど得点で慶應大をリード。2Qに入ってファウルが続くが、それでもシュートが落ちず慶應大ゴールに襲いかかる。リードされた慶應大は#11酒井(2年・F)が速攻、オフェンスリバウンドからのシュートなどでチームを引っ張り#12澤谷(2年・F)、#9金岡(2年・F)のシュートも生まれて#4二ノ宮が遠距離の3Pを沈めると2点差で前半を終えた。3Qの序盤、大東大にファールが続くと#23原田の速攻が決まり、慶應大が追いついた。そこから#11酒井、#7岩下、#4二ノ宮のトリオで一気に11点の猛攻をしかける。逆転された大東大は立て直そうとするがオフェンスが単発になり、シュートはあるものの、単発の攻撃が続く。反対に波に乗った慶應大がそのまま点差を広げ、最後はベンチメンバーも出場させて勝利を決めた。
写真:23得点16リバウンドの慶應大・岩下。大黒柱がこの数字ならば慶應大の勝利は固い。
法政大67(20-20,15-23,17-11,15-7)61神奈川大
接戦で推移した試合展開、前半どちらかといえば流れを掴んでいたのは神奈川大だった。法政大は#41谷口(1年・PF・洛南)、#72坂上(2年・SG)のシュートはあるものの、ディフェンスでは神奈川大が主導権を握る。#9大山(1年・G・甲府西)のドライブ、#11内藤(2年・C)への合わせ、3Pなど1Q後半は神奈川大ペースで同点に。2Qになると#8五十嵐(1年・F・羽黒)の3Pと速攻、#9大山の3Pなどで一気に神奈川大が流れを掴んだ。法政大はオフェンスが単発になるがそれでも#24神津が終盤2本決めて追い上げる。それでも前半を終えて点差は8点。神奈川大リードとなった。後半、#72坂上、#24神津、#6陳のシュートで追い上げる法政大。ディフェンスで粘ろうとする神奈川大だが、開始5分、#9大山が足首を痛めて退場。ここまで13点を取ってきた攻撃オプションを欠いた神奈川大は#42大久保(2年・F)、#24小島(2年・C)らが粘って3Qはリードを保つ。しかし点が取りにくくなった神奈川大に対し法政大が4Q、#24神津のドライブで追いつくと#6陳の活躍で逆転。神奈川大は#11内藤がゴール下で粘り1点差まで押し戻すが勝負所の終盤1分半、シュートが来たのは法政大。#24神津の3Pで4点差とした法政大が優位に立ち。神奈川大は健闘及ばず破れた。
写真:負傷退場の神奈川大・大山。得点をリードする存在だっただけに惜しい。
青山学院大114(30-12,29-14,28-11,27-12)49明治大
なんとも残念な試合となった。準決勝でありながら青学大のワンサイドゲーム。しかも65点差という結果は上位の対戦で近年記憶にない大差である。
青学大は序盤から#28辻(1年・SG・洛南)、#23湊谷(2年・F)が連続得点。プレッシャーのない明治大ディフェンスに対しあっさり外から得点すると、#0橋本(2年・PG)もスティールから速攻をしかけ、あっという間に明治大に差をつけた。守っても得点源の#14金丸(2年・SG)をぴったりマーク、#1織田(1年・SF・福大大濠)から交代した#27宇田川(2年・F)が好ディフェンスを見せる。明治大はそれでも#19田村(1年・PF・洛南)が攻める姿勢を見せるが青学大ディフェンスは固く、突破できない。1Qで18点差をつけた青学大はそのまま手をゆるめることなく、最後まで明治大を攻め立てる。明治大はオフェンスが単発で、1対1のパターンのみ。#14金丸のために形を作る訳でもなく大味なオフェンスを繰り返し、そこからターンオーバーを奪われれば為す術もない。精神的にも切れた状態でずるずると差を開く結果になった。
青学大は全員出場で完全勝利。東海大との決勝に臨む。明治大はまたも2部の宿敵・筑波大と3位をかけて戦う。
写真:明治大・金丸に寄るディフェンス。
試合の写真は「続きを読む」へ。
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2008.06.20 (Fri)
関東大学新人戦最終日6/21試合予定
12:40 慶應義塾大−法政大(5位決定戦)
14:20 筑波大−明治大(3位決定戦)
16:00 東海大−青山学院大(決勝)
【見所】
●神奈川大−大東文化大(7位決定戦)
オフェンス能力抜群の大東大とディフェンスからしっかり作る神奈川大が7位を争う。今大会勢いのある大東大は準々決勝、順位決定戦ともに後半に失速する傾向にある。終盤をどのように戦うか、集中力が問われる。一方の神奈川大はオフェンスの要である大山が法政大戦で負傷。攻撃のオプションを一つ失ったチームでどのように戦うかに注目したい。それでも3部Aながら2年連続ベスト8(昨年は2部在籍)の健闘には拍手したい。
●慶應義塾大−法政大(5位決定戦)
高さでは慶應大が圧倒的。法政大は筑波大との対戦でも高さで破れており、3次元のバスケにどう対抗するかが見所である。ガードでかきまわし、慶應大のディフェンスをふりきることができるか。慶應大はチームのぎこちなさも少しずつ解消されてきている。新人戦まで短い時間ではあったが、最後にチームとしてまとまること、そして松谷、原田ら1年の頑張りに期待する。
●筑波大−明治大(3位決定戦)
東海大に善戦して破れた筑波大と青学大に65点差で破れた明治大。同じ負けでも雲泥の差の準決勝を経てどのような修正をかけるか。筑波大は固いディフェンスだけではなく山口、田渡の得点力もある。一方明治は単発の攻撃でしか対抗できておらず、チームの連携なくしては勝利はあり得ない。2部同士、よく見知った相手との対戦でどう戦うかに注目したい。
●東海大−青山学院大(決勝)
ディフェンスの東海かオフェンスの青学大か。決勝は好勝負が期待される。東海大は関学大、慶應大、筑波大とディフェンディングチャンピオンでありながらも厳しいブロックを戦い抜いて勝ち上がってきた。その課程で得たものを決勝にぶつけられるかどうかが大事だ。一方、右ブロックで青学大の相手になるチームは皆無だった。基本に忠実、単純だが精度の高いプレーは分かっていてもどのチームも止めることができていない。東海大相手にもそれが発揮できるかどうか。一昨年と昨年のチャンピオンの激突から目が離せない。
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2008.06.20 (Fri)
関東大学新人戦6/20試合予定
14:40 法政大−神奈川大(5〜8位決定戦)
16:20 青山学院大−明治大(準決勝)
18:00 東海大−筑波大(準決勝)
【見所】
●慶應義塾大−大東文化大(5〜8位決定戦)
大東文化大は全員バスケでここまで残った。圧倒的高さはないが、リバウンドにも必死に絡み、アウトサイドもある。粘りのバスケはこれまでの大東大とはひと味違う。一方慶應大は主力の二ノ宮、岩下、酒井の3人とそれ以外の意思疎通がまだまだできていない。3人以外が機能しなければ勝利はない。ともに負け方は良くなかった。敗戦の気持ちをどう切り替えるかが重要になるだろう。
●法政大−神奈川大(5〜8位決定戦)
青学大相手に好ディフェンスで粘った神奈川大。このままディフェンスから地道にプレーすれば、勝機はある。一方法政大は筑波大の前にいいところがなかった。このまま法政大の悪いクセを出さず、最後まできっちりと戦い抜く姿勢を見たい。神奈川大は法政大のペースにのらず、自分たちのバスケを貫くことで勝機を見いだせそうだ。
●青山学院大−明治大(準決勝)
大逆転でベスト4に進んだ明治大。このままの勢いを持続したいところだ。しかし集中している時のオフェンスとディフェンスはいいが、そうでない時は簡単に相手に点を取られる部分も見受けられた。青学大はそういった隙を見逃すようなチームではない。これまで以上の持続力を期待したい。青学大は橋本がケガを負い、どこまで出場するかは未定だが、小林ら2年生がしっかり締めれば大きく崩れることは考えにくい。どちらの得点力が上か、楽しみな一戦となろう。
●東海大−筑波大(準決勝)
関東学院大、慶應大相手にいい勝負を見せた東海大。1年生ものびのびプレーしており、チームワークの良さが感じられる。ベンチスタートの選手もそれぞれに仕事をこなし、全員バスケができればこの勢いを持続させられるだろう。筑波大は法政大にあっさり勝利したが、簡単に勝ってしまったことが悪い方向に出ないことを祈る。こちらも1年生のプレーが光る。東海大のディフェンスをどう突破するかが課題となろう。
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