| 第61回全日本大学バスケットボール選手権大会 男子は12/2(火)〜6(日)まで大阪市中央体育館で開催 |
2009.11.22 (Sun)
【2009リーグ1部】1部リーグ最終総括
この混戦の結果はインカレへの前哨戦か
第85回関東大学バスケットボールリーグ戦は、日本大学の優勝をもって幕を閉じた。ここ数年は頂点まであと一歩で届かなかった日本大にとって、14年ぶりの栄冠となった。また、慶應義塾大は2004年の優勝、2006年の準優勝に続き2位。彼らが強い年は不思議とリーグ全体のレベルも高いが、今年もそうなった。2007年、2008年と2連覇を達成した青山学院大学の最強時代を経て、今年のリーグは各チームが戦力充実の時を迎え、内容の濃い混戦となった。優勝校が3敗以上したのは、優勝の筑波大学以下3校が4敗で並んだ2002年と、専修大学が4敗で初優勝した2003年以来のことになる。日体大時代がひとまずの幕引きとなり、大学バスケット界は変化の途中にある。戦力やバスケットの質から見てもレベルは上がってきていると言っていいが、課題もまだ多い。ただし、2006年のゴールデン世代卒業以降の2年間、底上げに苦労してきた1部リーグが今年はようやく1部たるにふさわしい内容を見せてくれた2ヶ月となった。ただし、混戦だからこそ各チームの実力差はさしてない。絶対的王者となるのはどこか、先に続くインカレにも楽しみが残された。
来期から1部リーグは10チームとなる。試合数が増え、各チームの負担も疲労も増える。長くなるリーグ戦はそれぞれのチームにどのような影響を与えるだろうか。課題の一つは再び内容の低下を招くようなリーグにしてはならないということだ。そのために、今リーグを基本ラインとした上で、来年の戦いも考えたい。
激闘の1部リーグの2ヶ月を振り返る。
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2009.11.20 (Fri)
【2009リーグ3部】4年生ラストインタビュー(2)
3部4年生インタビュー
来年度のリーグ再編により、3部A8チームのうち4チームが2部への昇格を決めた。同率ながら得失点で3・4位を分け、昇格枠にすべり込んだのは立教大と國學院大。立教大は現在の関東大学バスケットボール連盟の元となる組織を結成した超伝統校ながら、しばらく4部で鳴りをひそめていた。ターニングポイントは2005年。4部優勝で3部B昇格を決めると、その後3部Bにわずか1年、3部Aには3年というスピード昇格となった。しかし、その2部の舞台で4年生はプレーできない。4年分の思いは後輩達に託された。一方の國學院大は3年ぶりの2部。4年生は最短での2部復帰、つまりもう1度2部の舞台に立つことを目指し、昨シーズン入替戦まで進んだが、それは叶わなかった。しかしこちらも4年生の最後の仕事として、チームを2部に上げて終えた。
チームとしての達成感と、1選手としての心残り。複雑な心境を聞いた。
写真:ここ数年の躍進がめざましい立教大。
リーグ最終日の結果、レポートはこちら
※立教大・丸本選手、國學院大・田中選手、粟根選手、傳田選手、大熊選手、宮島学生コーチのインタビューは「続きを読む」へ。
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2009.11.15 (Sun)
【2009リーグ3部】4年生ラストインタビュー(1)
3部4年生インタビュー
4年生が強いチームは強い。大学バスケットにおいて、よく引き合いに出される言葉だ。それだけ4年生のカラーはチームに大きな影響を与える。
4年生だから見えてくることがある。4年生だから語れるものがある。たとえコートに立っていなくても、たとえ思うような結果が残せなくても。
4年分の思いはとても語り尽くせないだろうが、それを少しだけ言葉にしてもらった。まず来シーズン改めて昇格を目指すチームのメンバーの言葉から紹介しよう。
写真:リーグ最終日、最終戦の國學院大VS関東学院大戦を一緒に見ている神奈川大・蓮見勇紀と綿貫、駒澤大・高橋、東洋大・田渡、駒澤大・吉田(左から)。大学を超えて自然に4年生が集まるのは、リーグを通してもよく見られた光景だ。
リーグ最終日の結果、レポートはこちら
※獨協大・須佐創選手、東洋大・田渡敏信選手、国際武道大・渡辺将樹選手、玉川大・竜田雅史選手、駒澤大・吉田司選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2009.11.12 (Thu)
六大学バスケットボールリーグ戦 試合予定 時間訂正
■11月7日(土)
14:00 立教大vs慶應大 早稲田大vs東京大
15:50 早稲田大vs法政大 東京大vs明治大
17:40 慶應大vs明治大 法政大vs立教大
■11月8日(日)
12:00 立教大vs明治大 慶應大vs東京大
13:50 立教大vs早稲田大 法政大vs明治大
14:40 東京大vs法政大 早稲田大vs慶應大
■11月14日(土)
15:20 慶應大vs法政大
17:00 早稲田大vs明治大
※東京大でインフルエンザに感染した選手が多数出たため、既に8日は不戦敗に。14日の試合も欠場し、試合は行いません。また、それに伴い試合時間が20分繰り上げとなりますので、ご注意ください。
会場:明治大学和泉校舎体育館
入場:無料
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2009.11.11 (Wed)
【2009リーグ】11/11入れ替え戦・順位決定戦結果
国立代々木競技場第二体育館
東京理科大学58(14-16,15-19,20-9,9-30)74東京学芸大学
東京農業大学84(27-11,24-20,20-19,13-26)76成城大学
筑波大学99(31-18,18-25,19-25,31-14)82拓殖大学
【順位決定戦後の1部の順位】
筑波大学 1部7位
明治大学 1部8位
専修大学 1部9位
拓殖大学 1部10位
東京学芸大学 3部昇格
東京理科大学 4部降格
東京農業大学 3部残留
成城大学 4部残留
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2009.11.11 (Wed)
【2009リーグ】11/11 順位決定戦 筑波大VS拓殖大
1部の意地を見せて春のリベンジを果たす
筑波大学99(31-18,18-25,19-25,31-14)82拓殖大学
両者は春のトーナメント1回戦で対決している。教育実習等で思うような練習ができていなかった筑波大はそれを“理由にしたくない”と言いつつも、自分達の目指すアグレッシブさを出せずに拓殖大に完敗した。だが、リーグ戦での1ヵ月半は混戦の1部に揉まれ、だんだん“チーム”としての形が見え始めてきた。春のリベンジを果たすなら今。筑波大にとってはこの舞台は絶好のチャンスでもあった。試合は立ち上がりから筑波大ペース。リーグ戦で大きく成長を遂げた#36本井(3年・C)やエース#45鹿野(4年・F)の連続得点、さらにリーグ終盤に頼もしい活躍を見せた#7佐々木(4年・G)の3Pで先行する。対する拓殖大は#22松崎(3年・G)が果敢に攻めるも、単発で後が続かない。加えて、ミスにファウルにと流れが悪い。それでも、中盤になると#22松崎のアシストから#99長谷川技(2年・F)や、#42永井(3年・C)のゴール下などで対抗していき、点差を詰めていく。だが、筑波大も#33加藤(3年・F)と#45鹿野の3Pなどで応戦し、再びリードを広げ、1Qを31−18で終える。2Qの立ち上がり、拓殖大は#22松崎の3Pを皮切りに、#53小野のゴール下、#26上杉のリバウンドシュートと一挙7点を荒稼ぎ。その間無得点の筑波大はたまらずタイムアウト。その後も拓殖大は#22松崎が3Pを沈めて、31−28と3点差まで詰め寄る。だが、筑波大も#23黒田(3年・F)がファウルをもらってフリースローで加点、更に#45鹿野がジャンプシュートを沈めて追いつかせない。その後は互いに決めれば決め返すといった展開が続いていく。だが、その中でも筑波大は拓殖大に逆転を許さず。終始リードを保ちながら、前半終了。49−43で筑波大が6点リードで後半へ。
3Qは、筑波大が#36本井のジャンプシュート、#45鹿野と#34田渡(2年・G)のコンビプレーで連続得点をあげ、53−43と10点差を開く。次のプレーでは、拓殖大#26上杉がフリースローとなったが、この後、拓殖大はディフェンスをマンツーマンからゾーンへ。1本目は#36本井の得点で乗り切った筑波大だが、その後は拓殖大のディフェンスに引っ掛かり、逆に拓殖大に連続得点を浴びる。点差も4点に詰められるが、それでも#7佐々木のアシストから#45鹿野が速攻を決め返すなどして、筑波大も粘る。その後は、互いに我慢の時間帯が続くが、終盤になると拓殖大が#3宇佐美(4年・F)、#94長谷川智伸(1年・G・福大大濠)の3Pに、#22松崎のブザービーターと続いて3Q終了時に68−68で試合を振り出しに戻した。4Qの立ち上がりは互いにシュートが入らず、得点が決まったのは残り8分10秒。筑波大#13片峯(4年・G)の3Pだった。筑波大は片峯の得点から一挙7得点で拓殖大を突き放す。だが、拓殖大も#22松崎と#94長谷川智伸が3Pを決め返して食らいついていく。それでも、流れを掴んでいたのは筑波大だった。#34田渡のバスケットカウントに、#36本井のフリースローでコンスタントに得点を重ねていく筑波大に対し、拓殖大のオフェンスは単発に。残り2分を切って点差は12。拓殖大は、この時間帯からコート上に4年生を投入。彼らは最後までコートを駆けるが、筑波大も流れは手放さず。最後は99−82で筑波大が勝利し、春のリベンジを果たした。
写真:筑波大はエース鹿野ら全員が奮闘。
※筑波大・片峯選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2009.11.10 (Tue)
【2009リーグ1部】11/10入れ替え戦・順位決定戦結果
国立代々木競技場第二体育館
流通経済大学97(30-17,28-17,15-17,24-22)73山梨大学
松蔭大学90(27-23,16-11,30-14,17-20)68防衛大学校
専修大学63(11-26,20-19,13-15,19-25)85明治大学
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2009.11.10 (Tue)
【2009リーグ】11/10 順位決定戦 専修大VS明治大
2Q以降は明治大の外角シュートが当たって勝利
専修大学63(11-26,20-19,13-15,19-25)85明治大学
専修大は#1宮城(3年・F)、#20張(3年・C)、#91太田(2年・C)とインサイドに2m近い高身長の3選手を揃え、やはり高さが武器の明治大と相対した。試合序盤は明治大を上回るこの3選手の高さが光り、専修大がリードを奪う。対する明治大は、#19田村(2年・PF)がリバウンドをもぎ取るも得点に繋がらず、重い立ち上がりとなった。だが、1Q中盤に#14金丸晃輔(3年・SG)の得点が決まると、一気に流れが明治大へとやってくる。更に、ベンチスタートの#20若林(3年・SG)が、得意の3Pを沈めるで専修大を突き放す。2Qに入っても専修大はインサイドで勝負。#20張がパワーを生かしてゴール下で得点し、対抗。対する明治大は得意の外角シュートが当たり出し、気づけば20点差を離した。専修大はたまらずタイムアウトで立て直しを図ると、#22樋口(1年・F・名古屋大谷)が攻守で活躍。チームは足を使ったディフェンスで、明治大にじわじわと詰め寄っていく。一方、明治大は2Q中盤以降は6得点に留まった。その間に専修大は倍の12得点で、点差を縮めるもリードは明治大のまま変わらず。45−31で後半へ。後半の立ち上がり、明治大は#14金丸晃輔に終始。対する専修大は#33館山(1年・G・能代工業)が3P、#1宮城がゴール下で奮闘して食らいついていく。だが、明治大も専修大が点差を縮めてくれば、#24岩澤(4年・SG)がゴール下で体を張り、#21川崎(4年・F)は3Pを決め返すなどしてすぐに押し戻す。専修大は得点は決めるものの、ミスが出て後が続かない。4Qに入ると明治大が専修大を一気に畳み掛ける。得点では、#14金丸晃輔に加え、#19田村、#20若林の3人が、ディフェンスでは#31駒水(3年・C)のブロックや自慢の足を生かしたディフェンスで専修大から次々とボールを奪っては、得点に繋げていく。この展開に専修大はちぐはぐしてしまい、思うようなバスケットが出来ない。それでも#91太田がセカンドチャンスをものにしていくが、明治大の怒涛のオフェンスを止めることは出来ず。対する明治大は残り3分半を切るとコートに4年生を送る。4年生にとっては最後の代々木になるということで、ベンチからは「楽しもう」との声が。コートに立つ5人は全員笑顔でプレーし、専修大を寄せ付けない。専修大も最後まで3Pを打ち続けるも決まらず。
終始安定した試合運びを見せた明治大が専修大を破り、1部8位でリーグ戦に幕を閉じた。
写真:最初は専修大の高さに打ちにくそうにしている部分も見られたが、金丸晃輔はベンチに下がりながらのプレーでも30点台。
※明治大・金丸英悟選手、駒水選手のコメントは「続きを読む」へ。
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2009.11.09 (Mon)
【2009リーグ】11/9入れ替え戦・順位決定戦結果
国立代々木競技場第二体育館
桐蔭横浜大学70(14-23,16-12,26-20,14-21)76文教大学
創価大学105(18-26,27-22,25-29,35-13)90二松学舎大学
大東文化大学60(12-21,19-15,9-19,20-16)71関東学院大学
順天堂大学72(17-18,18-22,17-22,20-32)94神奈川大学
【順位決定戦後の2部の順位】
関東学院大学 2部5位
神奈川大学 2部6位
順天堂大学 2部7位
大東文化大学 2部8位
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2009.11.09 (Mon)
【2009リーグ】11/9 順位決定戦 順天堂大VS神奈川大
因縁の対決を制したのは神奈川大
順天堂大学72(17-18,18-22,17-22,20-32)94神奈川大学
これを因縁と言うのだろう。入れ替え戦(今回は順位決定戦)という、チームにとって全てが試される場で彼らが対戦するのは2005年から数えて5年間で3度目となる。「宿命」「因縁」といったフレーズが戦いにおいては繰り返されるが、この両者の戦いは真にこの言葉がふさわしい。2005年、神奈川大は順天堂大を下して2部昇格を果たし、2006年は入れ替え戦でやはり順天堂大に勝利して2部に踏みとどまった。2007年は対戦こそないがそれぞれ順天堂大が2部昇格、神奈川大は降格となり、そして2009年、またここで彼らは何の奇縁か順位決定戦の場で巡り会うことになった。
立ち上がりは神奈川大のディフェンスに立て続けのファウルコールが鳴った。開始5分でチームファウル5と、序盤の展開は重い。しかし順天堂大もターンオーバーが続き、簡単には得点できない上、#6八木(3年・G)がルーズボール争いの中でまぶたの上を切り、一時退場になると苦しくなる。だが#4山本(4年・C)や#10趙(2年・C)の高さもあって、神奈川大もインサイドで簡単に得点できないため、アウトサイドの攻撃が中心。#9大山(2年・G)や#19飯泉(4年・G)の3Pなどもあるが突き放すことはできず1Qは17-18の1点差となった。2Qになると神奈川大に流れが出てくる。エース#2綿貫(4年・G)、#11内藤(3年・F)、#19飯泉らのミドルシュートが決まり、リードを得る。開始3分で#19飯泉のスティールから速攻が決まり7点のアドバンテージを得た。順天堂大は#9松本(2年・PF)の3Pや#8杉本(3年・F)のスティールもあって流れを引き戻すと、#4山本(4年・C)の3Pで2Q終盤には同点に追いつく。しかし神奈川大も焦らず#2綿貫がスティールやパスカットといったディフェンスでキレのいい動きを見せて得点につなげ、35-40と5点リードで前半を終えた。
3Q、神奈川大は#2綿貫、#1蓮見勇紀(4年・G)、#3蓮見直紀(4年・G)のこの4年間でなかなか実現しなかった3ガードラインナップも見せる。順天堂大はファウルが続き、想うように点が取れないが、#10趙(2年・C)がリバウンド、ポストアップと存在感を見せてじわじわと追い上げる。残り4分で#4山本もインサイドの優位を生かして3連続得点とすると、点差は1。だが、ここから神奈川大が4年間で身につけた爆発力が発揮された。#19飯泉がパスカットから速攻を出すと、#2綿貫がバスケットカウント、フリースローとエースの貫禄を見せ、さらに#8五十嵐(2年・F)や#10石川(4年・C)のアシストも生まれて再び点差を開いた。気が付けば点差は10点となり、4Qへ。
順天堂大も粘ったが、優位に立った神奈川大が4Qに揺らぐことはなかった。順天堂大は集中力が切れた時に見せる散漫なプレーが出始め、神奈川大のオフェンスも容易となる。神奈川大は終盤、登録に入っている控えの4年生たちを次々に出場させた。神奈川大が獲得した得点は94、最終的についた点差は22点。これが、彼らが浮き沈みを繰り返しながら4年間で蓄えた力を示す数字だった。2部昇格や残留を果たした時のOB等が見守る中、彼らは笑顔で今シーズンの最終戦を終えた。
神奈川大はリーグ戦では豊富な選手層で各ポジションをカバーしあってきたが、この試合では#24小島(3年・C)、#42大久保(3年・F)を欠く事態になった。順天堂大も1Qで#6八木の退場が残念だった。また両者はこの戦いの前にオールジャパン予選にも出ており、戦う条件としても似通った状況だった。今回は神奈川大が勝ったが、来年はともに2部で戦う相手でもある。宿命めいた両者だが、下位のチームはこうした戦いを何度も繰り返しながら力をつけていくものであり、またここから新たに始まるとも言える。来期の2チームの戦いぶりを楽しみに待ちたい。
写真:試合後、笑顔があふれた神奈川大。下部の彼らにとって代々木でのプレーは一生ものであり、いつまでも名残惜しそうだった。
※順天堂大・山本選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※神奈川大のインタビューは3部インタビューに掲載します。
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2009.11.09 (Mon)
【2009リーグ】11/9 順位決定戦 大東文化大VS関東学院大
大東大は敗れるも粘りが光り、来シーズンに期待
大東文化大学60(12-21,19-15,9-19,20-16)71関東学院大学
注目の関東学院大#1パプ(3年・C)とのマッチアップに、大東文化大は198cm110kgのルーキー#43鎌田(1年・C・湯本)をぶつける。一方の関東学院大は本来のスタートである#13尾野(1年・F・田奈)を欠くも、ジャンプボールから#45尾崎(4年・G)のレイアップでさい先のよい立ち上がり。さらに#1パプが大東大#43鎌田から連続でファウルを奪ってベンチへ追いやると、ブロックショットにリバウンドシュートにの活躍を見せる。対する大東大は#15遠藤(2年・G)のアシストや得点でついていく。さらに#43鎌田に代わった#24張(1年・C・北陸)の合わせも決まって12-13と譲らない。しかしここからフィニッシュを決め切れず、その間に関東学院大#1パプにチームファウルフリースローを与えてしまう。#32前田(2年・F)の3Pも決まって12-21と関東学院大がリードした。2Q、大東大は1Qに2ファウルとなった#24張に代わった#7今井(2年・C)が活躍しチームをもりあげる。さらに#45眞栄田(3年・G)のスティールからのレイアップも決まり、関学大をタイムアウトに追い込む。しかし流れは変わらず、引き続き大東大#45眞栄田が3Pにドライブにと奮闘し残り4分半27-26と一気に逆転してみせる。だがその度に関東学院大は#32前田が返し、ついていく。残り2分、今度は大東大がタイムアウト。だが、抜け出したのは関東学院大だった。#45尾崎、#32前田の3Pが決まって31-36で折り返した。
3Qは関学大#32前田が覚醒。3連続得点で、大東大が2Qから繰り出したゾーンを攻略し、33-44と2桁差をつける。さらにゾーンをしいて大東大のオフェンスを外に偏らせると、大東大は残り6分から4分近く無得点が続いてしまう。その間に大東大は3Pや速攻でたたみかけ、35-53まで差を開く。大東大は#45眞栄田の3Pでやっと得点を動かすが、関東学院大#1パプがブロックショット、さらにそこから速攻に走ってリバウンドダンクと手がつけられない。
ただ、この次のブロックショットがゴールテンディングとなると、大東大のオールコートプレスにチャージングを取られるなどやや隙を見せる。4Qに入っても関東学院大は#44外山(1年・CF・中越)の活躍などでリードは保つが、残り7分半に早めにタイムアウト。しかし大東大#7今井の積極的なプレイに対して後手に回り、ここでアンスポも重なる。大東大はこの機に#11田中(2年・PG)、#7今井がきっちりと決め、残り5分52-60とついに1桁差に持ち込んだ。これに対して関東学院大はタイムアウトを取って流れを切ろうと試みる。すると#1パプがバスケットカウントで役割を果たし、その後は決めては決め返す展開になる。点差を詰めるには守るしかない大東大は残り1分タイムアウトを取ってプレスを仕掛けるが、#1パプが運びからレイアップまで決める器用さでかわす。ラストプレーもパプのブロックショットでしめくくり、60-71で関東学院大が逃げ切った。
関東学院大は、2007年のトーナメント3位や2008年の入替戦敗退など、思い出の多い代々木のコートを最後は笑顔で後にした。下級生はまだまだのびしろがあり、早くも2部での戦いぶりが期待される。また、それは大東大も同様。リーグ序盤は戦列を離れていた怪我人も戻り、リーグ後半は楽しそうにプレーする姿も見られた。あとは勝負際の強さを身につけ、今年の4年生3人の気持ちに応えたい。
写真:ようやく2部に到達した関東学院大。パプが仲間を集めてハドルを組むなど、リーダーシップを見せる。
※大東文化大・石井選手のインタビュー、眞栄田選手、田中選手のコメントは「続きを読む」へ。
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2009.11.08 (Sun)
【2009リーグ3部】3部A・B総括
ポイントになったのは勝負所でのシュート力
いきなりの下克上で始まった3部Aリーグ。開幕戦では玉川大のスカウティングが成功し、ルーキーが決勝点となるシュートを決めて立教大を倒した。さらに2週目には、昨年の3部A覇者・國學院大を3部Bから復帰したばかりの東洋大が猛追、延長戦までもつれ込んだ。東洋大は立教大とも2戦続けて2点差のゲームを演じ、駒澤大も関東学院大に3点差と迫った。しかし、これらの接戦を勝ち切ったのは、最終的に上位4つに入ったチーム、来シーズン2部で戦う権利を得たチームばかりだった。リーグ後半の星のつぶし合いに突入しても、勝負所でのシュートをしっかり決めたチームが上に行った。中には、最終スコアこそ差がついたが、途中まではどちらに転ぶかわからないゲームもあった。このように1本のシュートが運命を分ける、バスケットのおもしろさであり残酷でもある面が強調されたシーズンだったと言える。
さまざなバックグラウンドを持つ選手達が、限られた環境の中でともに最大限の努力をすることで1つになって、集大成のリーグを戦っていくのが3部の魅力だ。チームによっては自分達で練習を組み立てながら、4年生は教育実習や就職活動をこなしながら。今年はインフルエンザ禍もあった。それらがなければ―という、やり残したことや、もっとできたのではないかという、置き忘れた気持ちもあるだろう。だが、それすらも包み込んで笑顔にしてしまうのが、リーグ14戦をやり切ったメンバー全ての手に残る不思議な宝物だ。それぞれのチームの戦いぶりを、振り返ろう。
■3部A最終結果
1位 関東学院大学(13勝1敗)※2部昇格
2位 神奈川大学(13勝1敗)※2部昇格 ※関東学院大との直接対決の得失点差により
3位 國學院大学(8勝6敗)※2部自動昇格
4位 立教大学(8勝6敗)※2部自動昇格 ※國學院大との直接対決の得失点差により
5位 駒澤大学(7勝7敗)
6位 玉川大学(4勝10敗)
7位 国際武道大学(3勝11敗)
8位 東洋大学(0勝12敗)
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2009.11.06 (Fri)
【2009リーグ】順位決定戦・入れ替え戦予定
国立代々木競技場第二体育館
13:00 桐蔭横浜大学(4部20位) vs 文教大学(5部5位)
14:40 創価大学(4部19位) vs 二松学舎大学(5部6位)
16:20 大東文化大学(2部8位) vs 関東学院大学(3部A1位)
18:00 順天堂大学(2部7位) vs 神奈川大学(3部A2位)
11月10日(火)
国立代々木競技場第二体育館
14:00 流通経済大学(4部18位) vs 山梨大学(5部7位)
15:40 松蔭大学(4部17位) vs 防衛大学校(5部8位)
17:20 専修大学(1部8位) vs 明治大学(2部1位)
11月11日(水)
国立代々木競技場第二体育館
14:00 東京理科大学(3部B6位) vs 東京学芸大学(4部3位)
15:40 東京農業大学(3部B5位) vs 成城大学(4部4位)
17:20 筑波大学(1部7位) vs 拓殖大学(2部2位)
入場:無料
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2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】10/31,11/1写真
2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】集合写真・閉会式
2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】11/1 専修大VS日本大 第2戦
日本大が14年ぶりのリーグ戦優勝
専修大48(13-21,15-12,8-27,12-33)93日本大
前日の慶應大の敗戦があって、14年ぶりのリーグ優勝が目の前に迫っていた日本大。勝てばそれを手にすることができるが、堅さは隠せなかった。最初のプレーはターンオーバー。さらに開始2分は無得点で専修大に先行される形となった。専修大は#11藤井(4年・G)や#33館山(1年・G・能代工業)らの得点で日本大からリードを奪う。最終戦だけに、立ち上がりには集中力が見えた。だが、「自分とか栗原(#4)とかが頑張らなければいけない」と日本大#11上江田(4年・F)が3Pを決めると日本大にも流れが生まれ、#11上江田の得点と#4栗原(4年・F)の3Pなどで専修大を一気に逆転する。9-17で日本大がリードとなったところで専修大はタイムアウトを請求するが、その後も日本大のペースを崩すことができない。立ち上がりは上々も、1Q終盤はファウルトラブルも手伝って、日本大にチャンスを与えてしまい、リードを広げられて1Qを終了する。2Qは、得点では日本大が常に先行していたが、この10分だけを見るならば互角の展開だった。日本大は#5中村(4年・C)のインサイドで勝負。対する専修大は#11藤井と#1宮城(3年・F)を中心に得点を重ねていき、残り5分を切ったところでは#21三井(2年・G)がブレイクを決めて3点差まで詰め寄る。だが、日本大は#8石川(1年・G・明成)、#14一色(4年・G)の3Pで応戦し、簡単にリードを奪わせない。それでも専修大は、なんとか食らいついて行き、前半を3点差で終えるかと思われた。だが、最後に日本大#7篠山(3年・G)がブザービーターを沈めて、点差を5点に広げて後半へ。3Qに入ると、日本大が速い展開に持ち込み、専修大を翻弄する。さらに、アウトサイドからは#4栗原と#11上江田、インサイドからは#5中村と内外角バランスよく得点していく日本大は、一気に専修大を突き放す。この展開に専修大はちぐはぐしてしまい、得点につなげることが出来ない。途中でタイムアウトも挟み、立て直しを図るが、一度乗った日本大を止めることは容易ではなく、点差も約30点へと広がってしまう。なんとか追いすがりたい専修大だが、肝心のシュートが決まらず。このQは8得点しかできずにリーグ戦の課題でもあった失速を、最後も見せてしまった。4Qに入ると、専修大は#31畑(2年・G)や#1宮城の得点が光るも、3Qで離れた得点はあまりにも大きく、点差を縮めることができない。そんな専修大を尻目に、日本大は#4栗原が2本のダンクを決め、会場と応援団、ベンチを大いに盛り上げる。試合時間残り3分を切ると、日本大はコートの5人を全員4年生へとチェンジ。リーグ戦中、怪我でプレーできなかった#10種市(4年・F)も応援団とベンチの後押しを受けて、コートに立った。コートに立つ面々に嬉しさは隠し切れなかった。笑顔の中、さらに#10種市に得点を決めさせようと、全員が彼にパスを回す。久しぶりの試合に最初は固かったシュートも、皆の後押しで決まり、試合の最後のシュートも種市が3Pを放った。終了間際打たれた3Pは、綺麗な弧を描き、ブザーと共にリングへ吸い込まれた。この瞬間、日本大の14年ぶりのリーグ優勝が決定。コートに立つ5人は拳を突き上げ、嬉しさを体一杯で表現した。
※専修大・藤井選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※日本大のインタビューは別途掲載します。
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2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】日本大学優勝インタビュー
最後の年、その思いが見事に結実
◆#4栗原貴宏(4年・F・主将)
最終戦では2本のダンクを見せつけた。昨年のケガから見事な復活だ。これまでの淡々としたプレーから一転、このリーグでの栗原は非常に感情豊かなプレーを見せた。ルーズボールを逃して床に両手をたたきつけて悔しがり、チームメイトがいいプレーをすれば笑顔で応える。ディフェンスに、オフェンスにとまさに縦横無尽にコートを駆けてエースとしても、主将としてもチームを鼓舞し続けた。
元々、サイズがある上に高い運動能力があり、スラッシャーとしての期待は大きかった。だがそれまではどこか優等生のようなプレーに終始し、アグレッシブな部分がなかなか出てこなかった。ケガもあってどこまで復活できるのかも心配された。それらを払拭してあまりある活躍は、まさに見事と言うしかない。4年生として最後に賭ける思いの強さも感じ取れる。
日本大にとっては2006年のトーナメント以来の優勝。彼らの代が頂点の栄冠に浴したのはこれが初めてとなる。ようやく日本大の伝統に新しい記録が書き加えられた。続くインカレでもこの輝きを発揮できるだろうか。
―優勝おめでとうございます!
「僕らも誰しも慶應が優勝すると思っていた中で日大にチャンスが来て、それをモノにできたので本当に嬉しいですね」
―当然今リーグは優勝を目標として臨んできたかと思いますが、チームはどんなモチベーションだったのでしょう?
「リーグということで長丁場じゃないですか?勝つ日もあれば負ける日もあるので、負けたときに気持ちが下がるんじゃなくて、負けたときにみんなで雰囲気良く声を出して元気良く学生らしく。負けは負けで切り替えて、勝ったら勝ったで練習に生かして、試合に毎週臨んでいこうっていう感じですね」
―今リーグで最も安定感があったのが日本大かと思いますが、その安定感はどこから来るものなのでしょうか?
「僕らのチームスタイルはディフェンスを頑張って、そこからの速い展開になるんですけど、全部の試合を通して失点を抑えられたから。僕らが点を獲れなくても、相手を抑えることができたら、そんなに離されることはないので。オフェンスはダメでもディフェンス頑張ればどうにかなるので、オフェンスがダメでもディフェンスを我慢してやってきた成果じゃないかなと思います」
―今年の4年生は下級生の頃から活躍してきた代ですが、最上級生になってお互いの団結も強いのではないですか?
「僕ら自身1年の頃から“4年生になったら”という気持ちがあったので。それで2年、3年って誰かしら怪我で欠けちゃったんですけど、欠けていた人たちが腐ったりしないで、“絶対に4年になったら勝つんだ”っていう気持ちが強かった。今日も種市(#10)も出場できたんで。やっぱり1年生の頃からこの4年生になった時は賭けようっていう気持ちが強かったですね」
―その気持ちが強かっただけに結果を残せなかった春シーズンは辛かったのではないですか?
「そうですね。僕らが3年の時にベスト8に入れないで、今年もベスト16で負けてしまって。やっぱり気持ち的には落ちてしまったんですけど、そのあとのリーグに向けての合宿では気持ちを切り替えてみんなで雰囲気を良くしてやって来られたので。春の負けもいい経験だったと思いますね」
―今年の春はもちろんですが、2年生、3年生の頃も期待に見合った成績を残せなかったのは苦しかったのではないですか?
「そうですね。周りを認めさせるにはやっぱり結果しかないので、そこで僕らがいくら強いんだって言っても結果を残していません。みんな悔しい気持ちはありました。僕も個人的ではあるんですが、3年生の時は怪我とかもあって。みんな悔しい気持ちがあったと思いますね」
―栗原選手は3年生の時に怪我でシーズンをほぼ全休しましたが、4年生になって怪我明けからキャプテンに抜擢された難しさというのはあったのではないですか?
「僕は今までバスケットをやってきた中でキャプテンっていうのは初めての経験で、正直どうしていいのかっていうのがわからなかったんですけど。そこで一色(#14)とか他の4年生が本当に支えてくれて、リーグ優勝に繋がったと思います」
―今の日本大は4年生の団結力もそうですし、下級生もチームを盛り上げてくれて、すごくいい雰囲気でできていますよね。
「そうですね。下級生は下級生で自分たちの仕事は盛り上げることだって言ってくれて、そこで下級生だけじゃなくて上級生も声を出せてやれているので、すごくいい雰囲気。4年生も声を出せば下級生も付いて来るんで。それで練習でも試合でもいい雰囲気が作れているんじゃないかと思います」
―以前篠山選手(#7)が“今のチームの雰囲気は4年生が大人だから作れている”とおっしゃっていましたが、自然とこういう雰囲気になったのでしょうか?
「やっぱり下級生と上級生で話をして、僕らが引っ張っていかなくちゃっていう気持ちがあって。頑張りを表に出すことでできているんで、そういう雰囲気作りの努力はして、あとは自然ですかね(笑)?自然とみんなやってくれて」
―先ほども優勝の感想を伺いましたが、今試合に出ているメンバーで高校時代に代表経験はあっても、大きな舞台で優勝経験があるのは篠山選手くらいなだけに嬉しいのではないですか?
「おっしゃった通り、上の方でバスケをやっていたのは篠山だけで、僕なんかは本当に県で勝つのがやっとのチームでした。でもやっぱり、大学に来て試合に出て通用するっていうのはわかって、上江田(#11)もそうだし、中村(#5)も。うちのメンバーはみんな高校時代の実績は関係なく、大学の1部で通用する人たちばかりです。だから高校時代の実績とかは気にしないで、自信を持ってやろうとやっていますね」
―これまでの悔しい思いが優勝という形で一つ結果を残せたリーグ戦だったかと思いますが、この勢いでインカレも優勝といきたいところですね。
「今まで散々悔しい気持ちを味わってきたので、このリーグ優勝を弾みにインカレは優勝を目標に。リーグ優勝で満足したり天狗になったりしないで、どこのチームも力の差はないしインカレは一発勝負なので。ここでしっかりインカレまでの1ヶ月いい雰囲気を作って、チームの完成度を高めてインカレに臨みたいと思います」
※中村選手、種市選手、上江田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】11/1 青山学院大VS東海大 第2戦
プライドを賭けた戦いは1勝1敗のタイで終了
青山学院大94(24-17,31-16,19-15,20-24)72東海大
先勝したのは昨年と同じ。東海大が望むのは2勝。それこそがここ数年ライバルとして戦ってきた青学大に対して自身の存在を突きつける証明書でもある。試合は序盤から互いにアウトサイドを打ち続ける展開となった。最初こそ固さからか両者ともボールがリングに弾かれた。しかしこれは、青学大が自分たちのペースに東海大を巻き込む一つの手でもあった。東海大にディフェンスの的を絞らせないうちにシュートを打ち、また相手にも早い展開を強いる。青学大が最も恐れるのは東海大ディフェンスの前にトランジションが遅くなることであり、ここまでの敗戦はほとんどが遅いペースに巻き込まれてロースコアに終わってしまっていることからも、それは避けたい戦いだ。
この流れが青学有利に働いた。次第に3Pが入り始めた青学大は前半を終えて55点。これは彼らが優位に立っているときの数字だ。そして、追う東海大には重いプレッシャーが襲いかかった。追い上げても追い上げても、既に心理的に負担の減った青学大のシュートは落ちない。また、ロースコアを得意とする東海大は得点力がついたといっても大差を一気に追い上げられるチームではない。#24古川(4年・F)はマークがきつく、思ったようにシュートが打てないまま時間が過ぎた。
東海大は、最後は慶應大や日本大のように4年生をコートに送り込んだ。あきらめではない。努力してきた4年生たちはどれも得点が取れる選手だ。しかし追い上げは叶わず、威信のかかる戦いは青学大が勝利して結果は昨シーズンと同じく1勝1敗。彼らにとって譲れない決着は、また先に持ち越された。
写真:最後はプライドを示した青学大。このチームも課題の見えたリーグ戦となった。
※試合のレポートと、青山学院大・小林高晃選手、比江島選手、東海大・前村選手、古川選手、石井選手、多嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】11/1 法政大VS中央大 第2戦
法政大が中央大に辛くも勝利
法政大85(23-23,16-18,24-15,22-26)82中央大
前日では思わぬ大差となったこのカード。最終日のこの日は2ヶ月もの間で張り詰めてい緊張の糸がほどけたか、懸命さは伝わるもののどこか集中し切れていない印象を与えるゲームとなった。試合全体を通し、両者主導権の握れないもどかしい展開の中、法政大は#11長谷川(2年・SG)、#5神津祥平(4年・C)、中央大は#4小野龍猛(4年・CF)がチームを引っ張るという構図になった。終盤に法政大が帳尻を合わせるように得点力を発揮して勝利をもぎ取り、なんとか最終戦を勝利で飾った。4位の法政大と6位の中央大。成績だけを見れば平凡かもしれない。しかし法政大は5人で40分間手を抜くことなく戦い続けるだけのメンタルを自信を持って手に入れたリーグ戦であり、中央大にとって小野龍猛のワンマンチームから小野龍猛という絶対的な武器を擁しながら全員が攻められるチームへと脱皮を遂げたリーグ戦となった。
両チームにとってインカレ優勝は現実的な目標だ。リーグ戦で変貌を遂げた両チームがインカレでどのようなプレーを披露してくれるのか、期待が高まる。
写真:試合終了後はどちらともなく笑顔で相手にハイタッチに。
※試合のレポートと法政大・神津選手、長谷川選手、中央大・浜田選手、小野大貴選手、渡邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2009.11.01 (Sun)
【2009リーグ1部】11/1 慶應義塾大VS筑波大 第2戦
最後は4年生への花道となる100点ゲームで幕
慶應義塾大119(34-20,21-21,27-24,37-32)97筑波大
目の前で手放した“優勝”の二文字。アップを行う慶應大の選手たちの顔には、一夜明けてもやはり前日のショックを隠しきれない固さが浮かんでいた。しかし、試合が始まると次第に本来の姿を取り戻す様子がはっきりと分かった。
試合の出足はやや固さが見えた。筑波大のゾーンは効果的で、慶應大はトップギアの軽快なオフェンスとは言えないが、それでも第1戦と違っていたのはシュートの確実性。#16二ノ宮(3年・G)のアシストや#7岩下(3年・C)のインサイド、#16二ノ宮の速攻などでリズムを作り、#14酒井(3年・F)のアウトサイドも当たって1Qで34得点。慶應大らしいゲームの数字を出して見せた。筑波大も第1戦の勝利で自信を持ったプレーが見えたが、実力で勝る慶應大がやはり上だった。前半は粘りが見えたが、後半は一気に引き離された。
慶應大は4Qに大量リードを得ると、控えの下級生とベンチ入りしている4年生たちに出場機会を与えた。慶應大の控えは日本大のベンチほど華やかで能力ある選手たちではない。だが4年生はゴールデン世代の年に1年生として竹内公輔(現アイシン)や酒井泰滋(現日立)のような代表レベルの選手に学んだ。そして翌年2部降格という地獄を見ながら、また再び頂点に立つ力を勝ち得たチームを下支えしてきた慶應の土台となる面々だ。“一握りの全国区と無名の努力家たち”。その両者が融合し、“チーム”であることこそが慶應大そのものであり、他チームと全く違う存在意義でもある。それを象徴するような選手である#8石井(4年・GF)が、終盤に全員を沸き返らせるシュートを沈め、#16神田智浩(4年・G)もゴールに向かう姿勢を見せて119点で勝利を締めくくった。
写真:試合が終了し笑顔の4年生。小林、石井、店橋、神田智浩、そして主将の田上。12人の4年生を代表した5人が、やるべきことをやった最終戦だった。
※試合のレポートと慶應大・田上選手、小林選手、筑波大・片峯選手、本井選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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