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関東大学新人戦・優勝は青山学院大
前日までとはうってかわって目の覚めるような速攻を連発して日本大を圧倒
新人王は日本大・石川海斗が獲得

2009.06.28 (Sun)

【2009新人戦】6/28 決勝 日本大VS青山学院大

優勝の栄冠は3年ぶりに青山学院大の頭上に
2年生5人がスタイルを貫き、終盤に突き放す

日本大学74(24-26,10-20,25-17,15-26)89青山学院大学
090628aogaku2.jpg決勝は前年準優勝の青山学院大と、2年ぶりの決勝となる日本大の好カードとなった。
試合は青学大がリードを奪えば、日本大が食らいつく一進一退の緊張感のあるものとなった。だが拮抗した試合において、自分たちのバスケットを表現することが難しい我慢の時間帯が訪れる。青学大にとって、それは速攻が出ない時間帯。我慢の時間帯をいかに打開するかが、この試合の勝敗を分けた。青学大は#6織田(2年・SF)の1対1を始め、#5辻(2年・SG)のアウトサイドや#11福田(2年・F)のインサイドなど、2年生が主体となり速攻の出ない時間帯を打開した。一方の日本大も#10名塚(2年・F)の爆発力や、ファウルトラブルで経験不足の布陣になったときでも#4渡部(2年・G)、#8石川(1年・PG・明成)がコンスタントな活躍でチームを引っ張ったが、「勝負所でディフェンスが出来なくて我慢し切れなかった。気持ちが小さくなってシュートに行く人が減ってしまった」と石川が嘆いたように、終盤に訪れた劣勢の場面では力尽きる形となった。
スタメン全員が2年生という結束力での差を見せた青学大が昨年のリベンジを果たし、3年ぶりの優勝に輝いた。

写真:優勝の瞬間、抱き合う青学大。

※試合のレポートは「続きを読む」へ。インタビューは別途掲載します。

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2009.06.28 (Sun)

【2009新人戦】6/28 3位決定戦 拓殖大VS筑波大

筑波大の流れをことごとく断ち切った拓殖大が
堂々の3位で新人戦を終える

拓殖大学94(21-15,24-22,21-19,28-19)75筑波大学
090628h_tomonobu.jpg準決勝敗戦から一夜。
モチベーションの維持が最も難しいと言われる3位決定戦。しかし、拓殖大、筑波大ともに、試合展開から見ても敗戦の影響は無かったと言っていいだろう。前半20分のうち、約15分は一進一退の展開だった。だが、残り5分で試合は動く。拓殖大が#26上杉(2年・C)のシュートを皮切りに5連続得点でリードを奪う。筑波大も、#55賀来(2年・G)、#37星野(1年・F・市立船橋)の得点でなんとか追いすがるが、#94長谷川智伸(1年・G・福大大濠)が再三筑波大の流れを断って、寄り付かせず。また、#99長谷川技(2年・F)と#26上杉がともに得点とリバウンドでダブルダブルの活躍を見せた拓殖大が、終始優位に試合を進め、最後は19点差。拓殖大は3位、筑波大は4位という結果で、新人戦に幕を閉じた。

なお、両チームともに全体チームではなかなか出場機会のない選手の活躍が目立ち、彼らは高い能力と今後の可能性を見せつけた。ダイヤの原石が少しずつ磨かれ、最終学年には大きく花開くことを期待したくなる、新人戦ならではの試合だった。

写真:拓殖大・長谷川智伸と筑波大・山口の大濠マッチアップ。ともに得点王、3P王が期待されたが、この日のマッチアップで相殺に。

※試合のレポートと拓殖大・長南選手、筑波大・吉田監督、田渡選手、賀来選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.28 (Sun)

【2009新人戦】6/28 7位決定戦 慶應義塾大VS国士舘大

点の取り合いとなった100点ゲームは
高さで勝った国士舘大が慶應大を上回る

慶應義塾大学100(35-34,23-24,17-25,25-26)109国士舘大学
090628so.jpg7位決定戦は慶應義塾大と国士舘大の対戦となった。
国士舘大は専修大、法政大を破ってベスト8入り。その躍進の原動力となっている理由の一つは#13曹(1年・C・北陸)だ。専修大とは競り合ったが、高さのない法政大はこれに完全にしてやられた。一方の慶應大は2回戦からこの最終日まで全ての相手センターは中国やセネガルといった外国人。高さに苦しめられている。この大会ではベスト8のうち4校に2m級の留学生センターが在籍するが、これは大学界の今後の流れを暗示しているようでもある。

この、インサイド攻略がやはりカギとなった。慶應大は前日に比べれば積極性のあるオフェンスを展開し、早い展開を出すこともできたが190cmほどしかない慶應大のフォワード陣は高さの前に何度も阻まれる。また、攻撃力を持つ#20平田(1年・G・埼玉栄)に何度も得点を許してしまい、ディフェンスでの課題も出た。試合は順位決定戦とは思えない点の取り合いとなったが、より高い得点力を示した国士舘大が7位に滑り込んだ。

写真:リバウンド王を獲得した国士舘大・曹。この高さに慶應大は手を焼いた。

※試合のレポートと国士舘大・平田選手、慶應大・金子選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.28 (Sun)

【2009新人戦】最終結果

090628aogaku1.jpg

優勝 青山学院大学(3年ぶり6回目)
2位 日本大学
3位 拓殖大学
4位 筑波大学
5位 大東文化大学
6位 白鴎大学
7位 国士舘大学
8位 慶應義塾大学


■新人王 石川海斗(日本大学・1年・G・明成)
090628ISHIKAWA.jpg


090628yushu.jpg
■優秀選手
辻 直人(青山学院大・2年・SG)
織田秀司(青山学院大・2年・SF)
渡部敬祐(日本大・2年・G)
長谷川 技(拓殖大・2年・F)
田渡修人(筑波大・2年・G)


090628kakusho.jpg
■得点王 金子峻也(慶應義塾大・2年・G)116点
■3ポイント王 金子峻也(慶應義塾大・2年・G)25本
■リバウンド王 曹宇辰(国士舘大・1年・C)69本(OF21/DE48)
■アシスト王 石川海斗(日本大・1年・G)29本
       田渡修人(筑波大・2年・G)29本

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2009.06.28 (Sun)

【2009新人戦】6/28結果

慶應義塾大学100(35-34,23-24,17-25,25-26)109国士舘大学
白鴎大学75(19-19,22-16,19-25,15-17)77大東文化大学
拓殖大学94(21-15,24-22,21-19,28-19)75筑波大学
日本大学74(24-26,10-20,25-17,15-26)89青山学院大学

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2009.06.27 (Sat)

【2009新人戦】6/27 準決勝 拓殖大VS日本大

我慢の時間帯を乗り切り、逆転した日本大
拓殖大は外が当たるがわずか1点が及ばす

拓殖大学92(20-21,20-22,30-16,22-34)93日本大学
090627NADUKA.jpgベスト4の中でダークホース的存在である拓殖大が最後まで健闘を見せた。有力選手を連ね優勝候補である日本大に、ここまで粘りを見せると誰が予想しえただろうか。そのプレイ振りはまさに“無心”。下手な気負いがない分、シュートに思い切りの良さを発揮し、誰であろうとサイズ構わずリバウンドに飛び込む。近年の大学バスケットボール界にはなかなか見られなくなった、そんな学生のあるべき姿を見せ付けるかのように自らのバスケットのスタイルを最後まで貫き好勝負を演じて見せた。

一方の日本大は、最後まで忍耐強く拓殖大の猛攻を耐え凌いだ成果が実った。好調を維持する拓殖大のアウトサイドに後半こそ逆転を許すが、#10名塚(2年・F)や#4渡部(2年・G)ら点を獲るべく選手が繋ぎ最後の逆転劇へと導いた。「相手はインサイドが弱いので、そこをうまく崩せた」(#8石川)と、相手のペースに惑わされることなく、ミスマッチの#21熊(2年・C)で攻め続けたのも勝因だ。
2年振りの決勝の舞台まで到達した日本大。2年生主体の青山学院大相手に、2年前に叶わなかった優勝、そして優勝チームとして新人王を輩出できるかに注目が集まる(※1)。

写真:日本大に流れを呼び込む3Pを決め、ハイタッチの日本大・名塚。

※1 2年前の新人王は篠山竜青。新人王として申し分の無い活躍を見せたが、優勝には届かなかった。

※試合のレポートと日本大・熊選手、石川選手、拓殖大・上杉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.27 (Sat)

【2009新人戦】6/27 準決勝 筑波大VS青山学院大

3Qで足が出た青学大が再びファイナルへ
“らしさ”を封じられた筑波大はベスト4の壁を破れず

筑波大学71(16-19,17-23,15-29,23-23)94青山学院大学
090627tuji.jpg青学大の立ち上がりがよかったか、というと決してそうではなかった。シュートは落ち、筑波大に簡単にシュートを打たせていた。ただ、筑波大の点取り屋である#15山口(2年・G)だけは、青学大#6織田(2年・SF)が完全にシャットアウト。シュートも打たせず、この試合を18得点に抑える。ここまで30点を取ってきた山口が半分の得点に抑えられたことは、筑波大が苦しくなった要因の1つでもあった。

しかし、3Qになると青学大得意のディフェンスからの速攻で筑波大を翻弄していく。チームプレーを重ねる青学大に対し、筑波大は個人技に終始。確率も上がってくることはなく、3Qで大きく離される結果に。結局、最後まで筑波大は反撃の狼煙をあげることができず、昨年に引き続き3位決定戦に回ることとなった。青学大は2年連続で決勝進出を果たす。「去年、決勝で負けたから」という言葉をそれぞれ口にした#6織田と#32中川(2年・C)。悔しさを胸に秘めた青学大が、決勝でどのようなプレーを見せてくれるのか。非常に楽しみである。

写真:1Q終了時に3Pのブザービーターで3点リードに成功し、ガッツポーズの青山学院大・辻。

※試合のレポートと青山学院大・中川選手、織田選手、筑波大・加納選手、星野選手、梅津選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.27 (Sat)

【2009新人戦】6/27レポート

準決勝、日本大VS拓殖大は日本大が逆転で勝利
決勝は昨年準優勝の青山学院大VS2年ぶり進出の日本大に


090627nihon2.jpgこの日から戦いは上位と下位に分かれた。順位決定戦は白鴎大と大東文化大が制した。慶應大は積極性を出し切れず、また国士舘大もずるずる引き離された。準決勝の一つ、青山学院大と筑波大の対戦は2年生主体の青山学院大に軍配が上がった。経験値やインサイドの駒も少ない筑波大では対応しきれなかった。また、日本大と拓殖大の戦いは最後まで分からない接戦となったが、勝負所でバランスよく得点した日本大が勝利した。

決勝は日本大対青山学院大となった。
波乱も多少見えた新人戦だったが、決勝の組み合わせを見てみれば事前の下馬評と大きく異なるものとはならなかった。青山学院大は昨年準優勝。リーグ戦でも出場機会を得てきた選手が多く、春もユニバーシアード候補がいない間は京王電鉄杯などで下級生も経験を積んできた。チームの要は得点力のある#5辻(2年・SG)。勝負強いアウトサイドでチームを牽引している。また、派手さはないが#11福田(2年・F)が春から成長著しく、ユニバーシアード候補だった#32中川(2年・C)も勝利には欠かせない要素だ。まだ先輩ほどスムーズとはいかないが、青学らしい速攻でたたみかける場面も見えている。決勝ではこの足をどこまで出せるかが決め手になるだろう。
一方の日本大はバランスの良さでは大会一。1番から5番までのポジションが明確で、内外から得点できる。ベスト16では明治大、準決勝では拓殖大を激戦の末、しかも共に逆転で下した。#8石川(1年・G・明成)は切れ味の鋭い動きからパスをさばき、自らも果敢に得点に絡む。インサイドではタフな仕事をこなす#21熊(2年・C)がおり、アウトサイドでは#4渡部(2年・G)や#22飛田(1年・G・取手松陽)と、タレントは抱負だ。そこに#10名塚(2年・F)が内外で貢献する。1試合の中で得点が止まってしまう時間帯が見られるが、そこを我慢するメンタルタフネスもある。どちらが優勝を手にするのか、見逃せない決勝となりそうだ。

写真:拓殖大に勝利し、両手を広げて抱き合う日本大・渡部と名塚。



インサイド勝負で有利な白鴎大が安定した試合運びで勝利
慶應大は持ち味である粘りを出せずに敗退


白鴎大学83(22-21,14-18,24-12,23-21)72慶應義塾大学
090627yaji.jpg準々決勝では自分をコントロールできず暴言を吐いて一発退場となった白鴎大#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)。しかし試合後には素直に反省し、謝ったと言う。この試合では最初から冷静に自分の仕事をこなした。序盤にバスケットカウントを獲得し、その後もゴール下で活躍。白鴎大は#65高橋(2年・G)、#22森田(2年・F)らここまで結果を出してきている選手が得点を重ねる。慶應大は#4松谷(2年・F)や#9金子(2年・G)、#15家治(2年・PF)のシュートでついていくが、インサイドを攻めきれず何度もターンオーバーとなってしまう。前半はアウトサイドが入ったためになんとかリードして終えることができたが、アビブ攻略が課題となった。
3Q、慶應大は#7原田(2年・C)がドライブからレイアップにいくもファウルはもらえず。その直後連続ファウルを犯し、5つで退場に。原田がいる間は厳しい中でもアビブにボールを入れられていない瞬間があったが、これで慶應大のインサイドは苦しくなった。#5麻生(2年・F)のリバウンドからのシュートや#4松谷の速攻もあるが、追う展開となった慶應大。佐々木HCが求める「早攻め」の形ができない。白鴎大は#22森田がドライブでファウルをもらい、#30アビブのリバウンドから#32黒川(2年・G)が速攻を出すなど、こちらは反対にやりたいことをやって慶應大に10点のリードをつけた。4Qもアビブの前に慶應大は得点が取れない。ゴール下に攻め込んでもブロックに遭い、中が安定しないためにアウトサイドも入らない。それでも#15家治が気持ちを見せてバスケットカウント、松谷のリバウンドを受けてゴール下を決めるなど、4点差にまで追い上げる。しかし白鴎大も簡単には譲らず#65高橋のシュートが連続で決まり、再び点差を開くと慶應大はそれ以上追い上げられず。白鴎大がトーナメント同様、5位決定戦に進出を決めた。

写真:声を出して最後まで前向きなところを見せた慶應大・家治。

※慶應大・佐々木HCのコメントは「続きを読む」へ。


リバウンドからのセカンドチャンスで大東大が圧倒
国士舘大はルーキーが奮闘もロースコアに苦しむ


国士舘大学57(18-17,7-19,8-22,24-25)83大東文化大学
090627tyo-so先制点は国士舘大#13曹(1年・C・北陸)。さらに#12武内(1年・F・埼玉栄)がドライブでバスカンを獲得するなど、国士舘大はルーキーが思いきりのよいプレーを見せる。だが、#13曹が厳しいマークにあうと思うようにリバウンドが取れない。対する大東大は#13小原(2年・F)、#15遠藤(2年・PG)らアウトサイドのメンバーがリバウンドに飛び込み、シュートチャンスを増やしていく。2Qに入ると大東大#37草野(2年・F)のジャンプシュートが高確率で決まり、残り3分45秒には25-34と2桁差に。国士舘大はタイムアウトをとって立て直そうとするが、シュートミスやターンオーバーが続いてしまい、大東大の足踏みを突くことができない。結局大東大が2点を加えて25-36で折り返しとなった。

3Qは開始3分で大東大が6連続得点をあげる。国士舘大は早くも後半1回目のタイムアウトをとり、ゾーンディフェンスを試みるが、すかさず大東大#37草野に3Pを決められてしまい25-45と20点差がつく。この後、国士舘大は#20平田(1年・F・埼玉栄)の3Pシュートで前半終盤から10分近く続いた無得点からやっと抜け出したものの、大東大の勢いは止まらない。#11田中(2年・G)が繰り出す速攻、#13小原の合わせのシュート、#15遠藤のリバウンドシュートなどで畳み掛け、33-58と大量リードを得ることに成功した。

2Q7得点、3Qも8得点にとどまった国士舘大はなんとかオフェンスの形を作りたいが、#7三村(2年・F)の単発になってしまう。4Qは3Pの打ち合いになる中、スタートのメンバーを下げながらもリードを保った大東大が57-83で5位決定戦に進んだ。

写真:ともに北陸高出身のルーキーである大東大・張と国士舘大・曹。張は曹の癖をついて得点を決めた。

※大東大・田中選手、国士舘大・武内選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.27 (Sat)

【2009新人戦】6/28 最終日試合予定

【代々木第二体育館】
11:00 慶應義塾大学ー国士舘大学(7位決定戦)
12:40 白鴎大学ー大東文化大学(5位決定戦)
14:20 拓殖大学ー筑波大学(3位決定戦)
16:00 日本大学ー青山学院大学(決勝)

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2009.06.27 (Sat)

【2009新人戦】6/27結果

白鴎大学83(22-21,14-18,24-12,23-21)72慶應義塾大学
国士舘大学57(18-17,7-19,8-22,24-25)83大東文化大学
筑波大学71(16-19,17-23,15-29,23-23)94青山学院大学
拓殖大学92(20-21,20-22,30-16,22-34)93日本大学

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